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| 高島野十郎画集 作品と遺稿 |
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著者:高島野十郎 監修:川崎浹・西本匡伸 発行:求龍堂
サイズ:B5版 182×257mm ページ:248頁(図版129点、デッサン6点) |
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没後30年。近年、その簡素なまでに洗い落とされた美しい写実に注目が集まっている画家・高島野十郎、初めての画集。
高島野十郎の写実は、そぎ落とされ、振るい落とされながら、揺れている。唯一残った骨は、美しいフォルムと聞こえない音だけを残している。しかし、机上の静物や蝋燭の炎、空に浮かぶ月たちは、何も語りかけてこない。
さらに、私たちは目を凝らし、耳を澄ますかもしれない。そこに、思い出も物語も日常の再発見も見当たらない。高島野十郎の記録が、ただ揺れているだけである。
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| 見送り / 言葉 |
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いけばな・文:片桐功敦 発行:主水書房
サイズ: 15cm × 21cm ページ: 48
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堺市にある主水書房の店主、片桐功敦による初の作品集。
華道家である彼が、
桜を活ける、幾編の言葉を添えて。津田直『漕』の発行に携わった際に見せた、
その落ち着き払った世界との向き合い方は、今も少しも変わってはいない。
「和」といったありふれたカテゴライズにはまらない、あまりに詩的なそのたたずまいが
われわれに語りかける、「見送」るという行為は、散りゆく桜を惜しむことであり、まだ
見ぬ桜を待ち望むことである、と。
長年におよぶ桜の記録をまとめた、素晴らしい一冊。もちろん、撮影に津田直も参加している。
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| 大竹伸朗日本景 |
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著者:大竹伸朗 発行:朝日新聞社
装丁:葛西薫+山口由香 サイズ:30×23cm
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1999年朝日新聞社刊の、大竹伸朗作品集。ドローイングやコラージュに始まり、ネオン管を用いたインスタレーション作品に至るまで、巨匠の仕事を幅広く紹介している。さらに自身の筆による書き下ろし放浪記『別海』が添えられ、美術批評家で現在多摩美術大学の助教授でもある椹木野衣や、流浪の写真家・藤原新也らも稿を寄せるなど、テクストも超充実。全てにおいて完成度の高い一冊に仕上がっている。初版、帯・カバー有、巻頭に「大竹伸朗」の署名入り。
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| しろい虹 |
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著者:石田千 絵:佐々木美穂 発行:KKベストセラーズ
装丁:有山達也 サイズ:134mm×193mm |
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様々な日常に潜む「色」について、書かれたエッセイ集。
しかし、何かの色を描写しているわけではない。日常の些細な時間や行為の間に、揺らいでいる瞬間を描いている文章は、皺のないピンと張った紙の上に落とされた絵の具のようだ。紙と色、同時にみることの出来ない向こう側が、新しい色として見えてくる。
石田千の文字とその流れには、そこに誰がいるのか分からないのだけれど、必ず誰かがいるような、そして誰もがそれを自分だと思ってしまうような、独特な清々しさがある。それは、風を孕んだ袋のように、思い通りにいかず、心地よい。
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